着物のお手入れ・収納におすすめなアイテム7選!着る前後に大活躍

着物のお手入れに必要なものや、収納に便利なアイテムがあるのかどうか知りたいときありますよね。

お手入れや収納に役立つアイテムを知っていると、実は着物を大切に扱うことにつながります。

 

今回は、実際に使ってみておすすめできる着物のお手入れ・収納アイテムをご紹介します。

 

着付ける前の準備編

パナソニック ドライアイロン

着物を着る際、着た後に使う機会が意外に多いのがアイロンです。

あまり伸びないアイロンで着物の裏地や長襦袢などに何度も当てても、生地が痛んだり生地の目がずれたりするのでよくありません。

 

パナソニックのドライアイロンはスチームが付いていない超シンプル構造で、それがかえって使い心地がいいです。

コンセントに差し込むタイプなのでアイロンの熱さもしっかりとキープでき、適度な重みが重りとなってシワをしっかりと伸ばしてくれます。

 

持ち手が前にせり出しているのでアイロンの先のほうまで力が入りやすく、細い部分をアイロンする際にアイロンを立てる必要もありません。

非常に使い勝手がよく、着物だけでなく洋服にももちろん使えてオールマイティです。

 

着た後のお手入れ編

伸縮きものハンガー

着物を着る人なら、ほぼみんな持っているであろう伸縮するきものハンガーです。

伸縮しないハンガーも販売されているのですが、かなり横長で邪魔になるため伸縮するタイプがおすすめです。

 

着物を着た後は、袖を伸ばした状態できものハンガーにかけ、蒸れをとります。

干さないでそのまま収納するとシミの原因になるので要注意です。

 

馬毛ブラシ

着物に汚れはつきにくいのですが、ホコリや花粉など細かなものが付着しています。

畳んでしまう前に馬毛ブラシで優しくホコリなどを落として、清潔な状態にしておきましょう。

 

着物用ブラシで豚毛のものがあるのですが、豚毛は少し固いのでは?と心配なので、馬毛のほうがおすすめです。

着物だけでなく、洋服にももちろん使えます。

 

生地を傷めないよう、優しく使ってくださいね。

 

着物収納編

不織布 着物収納ケース

着物の収納はたとう紙に包むのが一般的ですが、ガザガザと音が鳴るし、黄ばむし、扱いにくさを感じることもよくあります。

そこでおすすめなのが、不織布でできた着物収納ケースです。

 

厚みのある不織布で安定感があり、通気性もあるので保管に最適です。

開閉はファスナーで行い、3方開き(蓋が全部開くタイプ)と2方開き(蓋に窓がついていて柄が確認できるタイプ)と種類が色々ありますので好きなのをお選びください。

 

天然樟脳(防虫香)

正絹の着物には虫がつく可能性があるため、防虫香と一緒に保管するのがおすすめです。

天然樟脳はクスノキからつくった天然の防虫剤で、ほんのりメンソール系のさわやかな香りがします。

 

化学物質無配合なので、着物の銀糸など化学物質で変色してしまう恐れがあるものに使っても安心です。

念のため、着物に直接触れるように入れるのではなく、保管袋やたとう紙の間に挟むのを推奨します。

 

着物ハンガー つる子さん

着物はたとう紙に入れ、桐ダンスや部屋のどこかに収納する方がほとんどだと思います。

しかし、なかなか桐ダンスを置いたり、着物をたとう紙に入れた状態で収納する場所がないという方も多いのではないでしょうか?

 

そこで役立つのが、着物ハンガー つる子さんです。

着物ハンガー つる子さんは着物を畳んでそのまま吊り下げられるようにデザインされたハンガーです。

 

タンスは置けなくてもクローゼットならある!

こういう方にはぴったりのアイテムです。

 

スカーフハンガー

スカーフハンガーは丸い形のハンガーで、帯締め収納に役立ちます。

どう収納するかというと、ただ帯締めをポイっと引っかけて終了です。

 

クローゼット内にしまっても場所を取らず、帯締めに跡もつかないのでとても便利です。

 

作ることが好きな人は、ワイヤーでぐるぐるとスカーフハンガーのような形につくったものでもいいかもしれません。

 

お手入れ・収納アイテムで着物の準備や着た後を快適に

着物のお手入れや収納に便利なアイテムを持つことで、着物を大切に扱うことにつながります。

まだ持っていないもの、すでに持っているものがあったかもしれませんが、興味のあるものがあればぜひ一度試してみてください。

 

\ おすすめ記事 /