海外通販・SSENSE(エッセンス)で購入したMaison Margiela(メゾンマルジェラ)の足袋ブーツを裏張りしてみました。
足袋ブーツの靴底がつるつるとしていましたが、裏張りすることで滑りにくく歩きやすい靴底に生まれ変わりました。
裏張りをせずに履き続けると大切な靴を痛めてしまうかもしれません。
大切な靴ほど裏張りをおすすめします。
今回は靴の裏張りをする理由と価格相場をご紹介します。
目次
靴の裏張り(ハーフソール)をする理由
靴底がすり減るのを防止する
裏張りとは、靴底部分にゴムを貼ることです。
地面に接する部分だけゴムを貼りますので、お店によってはハーフソール(滑り止め補強)と書かれている場合もあります。
接着剤を用いて靴に直接ゴムを貼り付けますので、一度ゴムを張り付ければ元通りにはなりません。
しかし、靴底がすり減るのを防止し靴を長持ちさせる効果があります。
滑りにくくする
また、つるつるとした靴底はそのままだと歩きにくく滑りやすいです。
つるつるの靴底のままだとケガをする可能性もあり、危険を減らすためにも裏張りは効果的。
実際、裏張りをしてから足袋ブーツを履いてみたところ、キュッと止まって歩きやすくなりました。
靴の裏張りをするタイミング
靴を長持ちさせるため、ケガをしないために、靴の裏張りは必須と捉えましょう。
靴の裏張りをするタイミングは購入した直後が一番おすすめです。
何度か履いた後でもできますが、履きすぎているとつま先の修理が必要だったり裏張りできないこともあるので注意してください。
履いていくうちに裏張りのゴムがすり減ったら、またお店に依頼すればきれいに張り替えられます。
マルジェラ足袋ブーツの裏張りを頼んでみました
裏張り前
写真は、Maison Margiela(メゾンマルジェラ)足袋ブーツの裏張り前の状態です。
靴底はかかと以外すべてベージュで、地面に接しない部分にブランドネームやカレンダータグが入っています。
元の靴底はつるっとしていて滑り止めなどは一切付いていません。
このままでも履けますが、冬場の滑りやすい道などを歩くときは少し不安です。
裏張り後
Maison Margiela(メゾンマルジェラ)足袋ブーツの裏張り後の状態です。
ハーフソールなので靴底の半分程度をゴムで覆っています。
地面に接する部分だけゴムがつき、ブランドネームやカレンダータグはきちんと見えていて安心しました。
ゴムは足袋の形に沿ってきれいにカットしてくれています。
ゴムの色は黒かベージュのどちらかが選べたのですが、靴本体が黒なのでゴムも黒を選びました。
裏張り後の足袋ブーツを横から見ると、黒にしたおかげでゴム部分は目立たず靴底が少し分厚くなったという印象です。
裏張りの感想
最寄りの靴専科にて2,800円(税抜)で裏張りを施してもらいましたが、損した気分は一切ありません。
歩きやすくなったし、念願の足袋ブーツを長く履くための手入れとしては安かったと思うぐらいです。
靴の裏張り価格相場
各靴修理店の裏張り(ハーフソール・滑り止め補強)価格を調べてみました。
・クツショウテン(靴中心にバッグ修理、合鍵制作も行う)
1,499円〜
・ミスターミニット(全国展開している靴修理&合鍵制作ショップ)
2,300円〜
・靴専科(関東・近畿を中心に展開する靴&バッグ修理店)
2,800円〜
・ユニオンワークス(関東圏で展開する靴&バッグ修理店)
3,500円〜
・オレンジヒールリペアセンター(楽天で靴修理が依頼できる)
5,400円〜(税・送料込)
靴修理店によって様々ですが、裏張り(ハーフソール)の価格相場(平均)は3,000円くらいです。
ただし、足袋型の靴は特殊な形なので特別料金がかかることもあるので、詳しくはご検討のお店のホームページをご覧ください。
近場にいい靴修理店がない、どこに頼んだらいいかわからないという方は宅配で依頼するのがおすすめです。
さくっと注文できて便利ですよ。
長く大切に履きたい靴は裏張り必須!
今回、Maison Margiela(メゾンマルジェラ)の足袋ブーツを裏張りしてよかったと感じました。
見た目のデザインに響くことなく、歩きやすさがぐっと上がるのでぜひ裏張りしましょう。
足袋ブーツの裏張りが済んだら、革を劣化させないように日々お手入れすることも大切です。
定期的に磨いたり、シュークリームを塗ることで足袋ブーツはより長持ちします。