「着物をもっときれいに着付けたい」「補正の仕方がよく分からない」など着付けの悩みは尽きないもの。
そこで今回は、すでに着物を着れる方もそうでない方も読めば必ず参考になる着物本を集めました。
目次
着付けの悩み解決や参考になるおすすめ着物本6選
『伝統を知り、今様に着る 着物の事典』
大人気着物スタイリスト・大久保信子さんの豊富な経験から生まれるアドバイスがどれもわかりやすくて実践しやすい着物本。
写真やイラストが多くきれいにまとまっていて、着物の教科書的存在です。
着物の世界についてこれから勉強しようという方にはとにかくおすすめです。
『あたらしい着物の教科書』
着物初心者向けの本で、着物の知識がさらっと全体的に得られます。
少し文章がカタく感じるのですが、帯の巻き方の解説が多いので勉強になります。
『七緒 十人十色の「補整」術』
補整に対して悩む方は多くいるけれど、ここまで特化したものは今までなかった!と思った一冊。
七緒流のわかりやすい解説ですぐに実践できそうです。
個人的には裾よけがここまで補整に役立つのかと驚きました。
『きもののお手入れ&お直し 決定版』
着物や足袋についた汚れの落とし方、素材別お手入れの仕方など、着物全般のメンテナンスについてわかりやすく教えてくれる一冊。
ベンジンなど定番のお手入れアイテムを持っていれば特別な道具は特に必要ありません。
長襦袢の汚れ落としなどはすぐに実践できそうで参考になります。
『SIMPLE KIMONO シンプルきもの』
日本刺繍作家・三原佳子さんのシックな着こなしが見られる良書。
普段から実際に着られている着物・帯で登場し、自然な佇まいがとてもかっこいいです。
着つけの方法やオリジナルの帯結びも紹介され、上級者でも楽しめる内容となっています。
『きものが着たくなったなら』
「オリーブ」や「an an」など人気雑誌の編集に携わっていた山崎陽子さんの着物にまつわるお話。
50代になってから着物に目覚めたという共感を呼びそうな着物スタートを経験し、海外でも着物を着るようになった現在までが語られます。
「着物を着だしてからこんないいことが起きた」という体験談から着物を着ることの楽しさが伝わってきます。
着物本を読んでさらに着付けを美しく
今回は、着物の着付けに関して実践的な知識がつまった本をご紹介しました。
読めばきっと今以上に着物のコーディネートや着付けの幅が広がりますので、気になるものがあれば読んでみてくださいね。
まだ着物が着れなくて習ってみたいという方は、関連記事で無料着付け体験について紹介しているのでそちらもご覧ください。